こんにちは。あきこ先生です。
バレエを始めようと思ったときから発表会に出たいを思っていた方、レッスンを始めてみて発表会に出てみたくなってきた方、発表会に興味はなかったけど先生に勧められて悩んでいる方、いろいろといらっしゃると思います。
そんな方々へ、大人リーナが発表会に参加する前に知っていた方がいいことをご紹介します。
出るか出ないかは勇気次第
バレエを始めるときも、そうだったと思いますが、大人バレエは何もかも勇気次第です。
リハーサルのスケジュールや仕事、家庭との調整、いろいろと不安はあるかと思いますが、発表会に参加したい気持ちがあるのであれば、周りの協力を得て参加した方がいいと思います。
この先、今日より若い日は存在しないからです。何事も若いうちに挑戦しましょう。
配役に文句は言わない
配役は、先生が、みなさまのレベルやモチベーション、性格を考えて決めてくださいます。
ご自身としては納得の行かないこともあるかも知れませんが、他の参加者との兼ね合いなどもありますので、決定した配役には素直に従いましょう。
また、いい役を踊りたければ、努力して上達するしかありません。
もし、先生の方から、どういった役が好みか?というような相談があれば、ご自身の考えをお話してみてください。ただ、その場合も、希望が全て叶うとは限らないと心得ましょう。
出番がなくてもレッスンに参加することがある
バレエの舞台は総合芸術です。
出演者、裏方スタッフ、全ての要素が揃って成立します。
本番前の合同練習や照明合わせでは、ほとんど踊る機会がなくても参加しなければならないこともあるでしょう。
参加者全員で舞台を作っていくという意識を持って練習に参加しましょう。
振り付けは自分で覚える
大人からバレエを始めた初舞台の方に多いのですが、振り付けを自分で覚える気がないというのは、発表会に出る資格がありません。
本番の舞台では鏡も先生のガイドもありません。アンサンブルの踊りだとしても、自分一人で踊れるように振り付けを覚えましょう。
先生から新しい振りを渡されたら、その日のうちにノートに書いたりして記録します。動画を撮る方も居ますが、撮影して見るだけでは覚えられないことが多いです。
動画に撮ったとしても、一度、ご自身でパを振り返りながら、ノートに書き出してみると覚えやすいです。
その際には分からない部分をはっきりさせて、次のレッスンの際に、先生や他のメンバーに教えてもらいましょう。
日頃のレッスンの成果で衣裳の着心地が変わる
衣裳の着心地は、太っているか痩せているかでは決まりません。
バレエらしい体型になっているかどうかです。
胴回りが入らない場合に、息を吸ってお腹を凹ませてホックを止める方がいらっしゃいますが、それではホックが止まったとしても踊れません。
衣裳が入らない場合は、息を吐きながらお腹を引き揚げて、胴回りを細くします。その状態でホックが止まったならば、その状態がバレエを踊る上での正しい状態です。
また、骨盤が前傾しているままで衣裳を着ると、チュチュの場合、スカートが傾きます。
衣裳を着ることで、日頃のレッスンの成果を確認することができるでしょう。
発表会に参加する心構えは出来ましたか?
辛いこともたくさんあると思いますが、充実した経験となると思います。