こんにちは。あきこ先生です。
さて、レッスンにも数回行き、そろそろレオタードが欲しくなってきたのではないでしょうか?
レオタードの購入に関しては、現在は2パターンが主流です。
- 既製品
- セミオーダー
ですが、セミオーダーは試着が出来ません。最初の1着目は、実店舗で必ず試着して購入することをオススメします。
購入のポイントを説明します。
袖
最近のレオタードは袖の種類や素材も様々で、まとめて説明するのが難しいのですが、大きなくくりで3パターンの特徴や着心地をご紹介します。
着心地に関しては、あきこ先生の感覚でのご紹介となりますので、こちらをお読み頂いた上で、必ず試着してご購入ください。
袖なし
キャミソールやタンクトップのタイプです。
バリバリ頑張っている小・中・高校生たちは、キャミソール、タンクトップタイプを着用しています。動きやすく、からだのラインがよく見えるからです。
早く上達したいのであれば、断然、袖なしのレオタードを着るべきです。
キャミソール型の場合は、それぞれの感覚やレオタードの素材にもよりますが、少し肩に食い込む感覚が気になるかも知れません。気になってサイズを上げると、キャミソールの場合は、レッスン中に肩紐が落ちてくる可能性もあるので注意してください。
初めての場合は、タンクトップ型がオススメです。肩紐も程よく幅があるので、食い込みも気にならないと思います。
また、ハイネックやホルターネックのデザインもあります。こちらは、ご想像の通り、首回りの感覚が気になるかも知れません。首のラインを意識するには、いいと思いますので、2着目などにご検討してはいかがでしょうか。
半袖、五部袖など
大人バレエの1着目は、袖付きを購入される方が多い印象です。程よく二の腕を隠してくれて、安心でしょうか?
五部袖などの、二の腕を覆う長さでピッタリしたデザインだと、腕が上げ難かったりするので、試着の際に確認してください。
フレンチスリーブや袖がヒラヒラしているタイプなど、肩周りにゆとりのあるデザインだと、腕を動かす時も違和感がないと思います。
長袖
最近ではよく、プロのバレエダンサーが、袖がメッシュ素材になっている長袖のレオタードを着用しています。
それを見て、長袖を選択する方もいらっしゃるかもしれません。
長袖は特に、試着をオススメします。これからバレエを習うという方では、腕が入らないかも知れないからです。
これは、みなさんの腕が太いと言っている訳ではありません。
バレエを長く踊っている方は、プロはもちろん、そうでない方も腕が引き締まっています。その方達に合わせた袖の作りになっているからです。
袖が余っていては躍り難いので、ピッタリとしたサイズ感で着用できるようにデザインされています。
また、伸びる素材だから大丈夫、ということもありません。
レオタード素材やパワーネットなどで作られているので、程よく伸びますが、無限に伸びる訳ではありません。無理に着用し、レッスンすると動き難くストレスになりますし、破れる可能性もあります。
必ず試着し、腕を動かせるか確認しましょう。また、無理な場合は他のデザインを検討しましょう。
素材
素材もブランドによって様々ですので、好みのデザインであっても素材が好みでない場合など、組み合わせもいろいろとあると思います。
また、袖やデコルテにはレースやパワーネットを使用しているデザインなどもありますが、ボディ部分の素材については、概ね以下の3種類です。
合成素材
ナイロンやポリウレタン、ポリエステルなどの素材が多いです。水着に近い着心地で汗も乾きやすいです。
最近は、合成素材のレオタードの方が種類が多い印象です。
綿素材
合成素材のような光沢がなく、落ち着いた色味のものが多いです。
ただ、汗を掻くと乾き難く、汗を吸って重たくなります。レオタードの色によっては、汗染みが気になるかも知れません。
ベロア素材
高級感のある大人リーナ向けの素材です。
少し伸び難い素材なので、バスト部分のみベロア素材になっているデザインなどを選択するのがオススメです。
お店情報
実店舗があり、商品も豊富なお店をいくつかご紹介します。下記以外にもお店はたくさんありますので、お近くで探してみてください。
- チャコット
大手のバレエ用品メーカーです。
自社製品をたくさん扱っていて、デザインも豊富です。
また、実店舗も全国にたくさんあります。
- ミルバ
実店舗は、札幌、新宿、横浜、大阪と少ないですが、自社製品、輸入品を扱っています。
日本のメーカーの自社製品は日本人の体型に合っているので安心です。
チャコットよりも低価格な印象です。
- シルビア
こちらも実店舗はチャコットよりも少ないですが、全国にあり、自社製品、輸入品を扱っています。
大人から始める方向けの商品もあるようなので、参考になさってください。
お気に入りの一枚を見つけて、楽しいレッスンとなることを願っています!