こんにちは。あきこ先生です。
バレエ教室探しからレッスンでの服装まで、バレエを始めるにあたり必要なことをご紹介して来ました。既に体験レッスンに行かれた方、申し込んだ方、いろいろといらっしゃると思いますが、ここで、バレエレッスンの基本的なマナーについてご紹介します。
時間厳守
まずは、時間厳守です。
初めてレッスンに行く際には、必ず開始時間を確認しましょう。ホームページのスケジュールと時間が変わっていることがあるかも知れません。
レッスン開始の遅くとも5分前には着替え終わり参加する準備を終わらせておきます。着替える時間を逆算して、15分くらい前にはスタジオに到着するようにスケジューリングしておいた方が安心です。ただ、早く着きすぎるのもいけません。30分前〜15分前くらいに到着すると心得ましょう。
また、レンタルスタジオの場合は利用できる時間が限られているので、入場できる時間を事前に確認しておいた方がいいでしょう。
怪我をしない
大人バレエで怖いのは怪我です。
靭帯損傷や骨折などすると痛いのはもちろんですが、日常生活や仕事にも支障が出ますし機会の損失となります。
レッスン中の怪我は、レッスンが中断するなどして一緒にレッスンを受けているメンバーや先生、スタジオにも迷惑が掛かります。
また万が一、レッスン中に怪我をしてしまった場合でも、基本的には自己責任となります。
軽い打撲や捻挫、かすり傷などは運動をしているので止む負えない部分もありますが、できる限り自己管理をして、無理をせず怪我をしないことを第一に考えてレッスンに参加しましょう。
年下であっても先生は先生であると心得る
30代、40代、もしくは、それ以上の年齢となると、先生が年下ということは珍しくありません。
現役のダンサーが教えているバレエクラスなどは、先生はみなさまより年下でしょう。
若い先生だと、自分の部下や子供のように感じて、タメ口で話してしまったり、子供扱いしてしまいがちですが、バレエの先生は、みなさまにバレエを教えてくださる先生です。バレエの知識、経験に関しては多くを持ち、教える立場であることを忘れないようにしましょう。
また、先輩も同様に若い方が多いかも知れません。ですが、バレエについては先輩です。バレエについては自分は新人であると心得ましょう。
※先生が若くても年齢を聞くことは失礼ですので、確認はしないようにしましょう。
スタジオ内では基本的に飲食禁止
スタジオ、更衣室内では、基本的に水分補給以外の飲食を禁止しているところが多いです。
禁止と表示されていなくても、90分程度のクラスを受けるだけの場合は、お水、お茶以外の物をスタジオ内で口にするのは控えましょう。
更衣室でパンやおにぎりをこっそり食べている中学生や高校生がいるかも知れません。会社帰りでお腹が空いている私も…と思いがちですが、その中学生や高校生は、ずっと長い時間スタジオに居て、クラスレッスンを受け、発表会のリハーサルをしたりコンクールの練習をしたりしているのです。
会社帰りでレッスンに行く場合、お腹が空いている場合は、スタジオに来る前に少し余裕を持ってカフェに寄って来るなり、会社でお菓子でも摘むなりしてからレッスンへ行きましょう。
基本的なバレエのマナーは、子供の頃から習っていると先輩や先生が教えてくれますが、大人から始めるとなかなか教えてくれる人はいません。
具体的な説明はなく、暗黙の了解となっていることも多いので、ぜひ、参考にしてください。