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Ballet Class F

バレエレッスンの基本的マナー②

こんにちは。あきこ先生です。

前回は、基本的マナー①と題して、主にスタジオ利用に関するマナーについて記事にしました。今回は、レッスンの受講に関するマナーについて、書きたいと思います。

挨拶は「おはようございます」

バレスタジオでの挨拶は、午前中でも午後でも夜でも「おはようございます」です。

驚かれるかも知れませんが、いずれ慣れると思います。

最初のうちは、言いにくければ時間帯に合った「こんにちは」や「こんばんは」と挨拶してもいいと思います。慣れてきたら、夜でも「おはようございます」と挨拶してみましょう。

先生がお手本を示している時は、覚えながら一緒に動く

バレエの基本的なレッスンは、先生のお手本を見て覚えるパートと実際に動くパートの繰り返しで行われて行きます。

先生が説明しながらお手本を示している時間は、休憩時間ではありません。お水を飲んでもいいですが、先生から耳と目を離さないように、お水を飲みながらもしっかり説明を聞きましょう。

わからないことがあれば、説明の最後に質問してもいいと思います。ただ、最初の頃は分からないことだらけでたくさん質問したくなるかも知れませんが、程々にして動きながら覚えて行きましょう。

バーには交互に着く

バーレッスンで片手でバーを持つ場合、基本的に左右交互になるようにバーに付きます。周りの様子を見てマネしましょう。

また、入門クラスなどでは、両手バーでエクササイズを行う場合もあります。

その時は、全員がバーの同じ方に付くこともありますので、他の方と譲り合って均等にスペースを使えるよう、考えてバーに付くようにします。

センターレッスンでは他の人の邪魔にならないようにする

受講人数が多いレッスンでは、センターレッスンの際にグループを分けて、第一グループ、第二グループというように順番にアンシェヌマンを行います。

順番が来たら、素早く空いている場所に入りましょう。

初心者の方が多いクラスだと、グループ分けや立ち位置の指定がある場合もありますが、基本的には周りの様子を見ながら入るグループを決め、自分の場所を決めます。

最初のうちは、第一グループを見て振りをおさらいし、第二グループに入るのがいいでしょう。第一グループが踊っている間は、邪魔にならないように、端で待機しています。

第二グループの順番が来たら、他の人の様子を見ながら空いている場所を確認し、準備します。周りの人にぶつからないようにある程度の間隔を保って位置に付きましょう。

また、自分の出番が終わったら、速やかに前方から横にはけて行きます。

センターレッスンではアンシェヌマンを覚えることも大事ですが、周りをよく観察して行動することも必要になります。とても神経を使うので、大人バレエでは、ここで挫折しそうにもなりますが、スムーズに出来るようになるとバレエに対する自信も出てくると思います。

 

レッスン中の基本的なマナーについてご紹介しました。難しそうですか?無理そう…と諦めそうですか?

最初は、頭ではわかっていても出来ないこともあると思います。自分は新人であると謙虚に受け止め、周りの先輩方をよく観察してマネして覚えましょう。

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